コラム

女性が働くなら作業療法士!!オススメな5つの理由

独身ならどんな仕事にだって挑戦したいと思えますが、いずれは結婚して子育すると考えると、どんな仕事をするか、続けられるのかなど、女性なら一度は頭をよぎるのではないでしょうか。

女性の仕事に対する意識調査において、「働くことが好き」と回答した女性は86.5%であり、その中で「仕事もプライベートも充実させたい」という回答は46.4%、仕事のやりがいに対しては「スキルUPが自分の成長を感じられる」という回答が37.8%であったようです。

 

この調査から、仕事の成長が自己成長に繋がり、それによってプライベートも充実させたいという人が多いということが言えると思います。今回は、そんな女性の願いに応えてくれる作業療法士という仕事をご紹介します。

作業療法士とは

作業療法士とは病院や施設等で障害を持った方や高齢者の方を対象にリハビリテーションをする仕事です。

作業療法士は生活行為すべてを「作業」と捉えており、立って、歩くから食事やトイレなどの身の回りの動作、通勤や通学・趣味活動などが作業療法の対象となります。

また体だけでなく、生活するための知的能力や精神面なども作業療法の範疇になります。体から心までひとが“生きる”ことを再建することを目指すのが作業療法士なのです。

さて、それがなぜ女性にオススメと言えるのでしょうか。

女性にオススメな5つの理由

1.作業療法士は女性が多く、対象者も女性が多い

2015年現在の作業療法士の女性構成率は約63%となっており、半数以上を占めます。

同じリハビリの資格である理学療法士は逆に男性が60%を占めています。

なぜ作業療法士の女性が多いかは定かではありませんが、筋トレをしたり体を支えて歩く練習をする理学療法士は男性向きで、生活に即したリハビリをする作業療法士の方が女性的な側面が要求されやすいという理由があるかもしれません。

また、日本では女性の高齢者率が高いため、異性よりも同姓の方が生活に寄り添いやすいという点が挙げられます。

 

2.スキルUPの仕方が多数!

作業療法士のスキルには関節を柔らかくする技術や麻痺した手足を治す技術、生活動作をスムーズに行えるような技術、心のケアに関する技術などたくさん方法があります。

これらは講習会等で自分が身につけたい技術を自由に組み合わせながら学ぶことができます。

3.働ける場所がたくさん!

作業療法士が対象とする患者様とても幅広く、子供からお年寄りまでの体と心に障害を持った方が対象となります。

働く場所も病院から施設までと幅広く、求人件数も864件もあるため、勤務地は比較的自分の希望に沿うところを選べます。

4.プライベートを充実させやすい

作業療法士の就業時間はだいたい8:30~17:30であり夕方には終わります。

残業も月平均5~10時間程度で、場所によってはほとんどない病院もあります。

また、看護師や介護職と異なり夜勤がありません。ワークライフバランスが取れるので

仕事後に友達と会ったり、習い事をしているなど、プライベートを充実させている方が多いです。

5.仕事と家庭を両立しやすい

夕方で仕事が終わるため、共働きでも夫婦で家事の分担がしやすいです。

子供がいる場合は、9時~16時などの時短勤務にして仕事を続けている方が多いですが、職場と家が近い場合は、フルタイムで働いている方もいます。

保育園や幼稚園を利用して働いている方がほとんどですが、中には託児所を併設している病院もあり、保育園に預けられなくても仕事を再開できるケースもあります。

さいごに

作業療法士として働くには、専門学校または大学で3~4年間学んだのちに国家試験に合格することが必要となります。

高校を卒業してすぐに進学する人が多数ですが、社会人を経てキャリアチェンジしてくる方も少なくありません。

あなたも是非、作業療法士という仕事にチャレンジしてみませんか?

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この記事を書いた人

泉 良太 先生

東京福祉専門学校の卒業生。 卒業後、都内の救急病院で作業療法士として責任者を勤め、その傍らで大学、専門学校の非常勤講師として活躍。 スタッフへのマネージメントや教育をしていく中で教育に気持ちが入り専門学校の教員に転身。

座右の銘:雲の向こうはいつも青空

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