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コラム

介護職員に「指名料」制度!?

政府の規制改革推進会議は、「特定の介護職員※による介護サービスを受けるための指名料」を徴収するべきだとの答申をとりまとめたそうです。

「指名料」制度を設けることで、介護職員の能力に応じた価格設定により、
①介護職員の処遇改善
②介護職員のモチベーションの向上
③利用者の満足度向上
が可能となるとしているのです。

 

現在、介護職員のサービスの能力や対人コミュニケーション能力等は人それぞれで、利用者から評価の高い介護職員もいれば、そうではない介護職員ももちろんいるでしょう。

 そんななかで「指名料」制度を設けると、これまでとは違った人材がこの業界に参加してくることも考えられ、高報酬の介護職員というのも誕生するかもしれません。この制度により、介護職員不足の問題は解決するのではないかというのが、推進会議のねらいのようです。

 しかし、逆にこういった自由化により介護サービスの価格が急上昇するのではないかという話があります。現在の日本のように、供給(介護する人手)に比べて需要(高齢者の数)が余りに大きい「売り手市場」の場合においては、その危険性は特に高いと言えます。

これからの介護職員は、仕事の質を向上させ、利用者様やそのご家族から指名される職員を目指すことになるのでしょうか。
利用者様や働く介護職員のためになればいいのですが、指名されてもされなくても、利用者様のQ.O.L(英: quality of life、生活の質、人生の質)向上のために尽くす「介護職員」が尊敬され報酬にも反映するそんな社会が理想ではないでしょうか。

※介護職員とは、特に定義はないが、一般に「介護福祉士」と「介護職員実務者研修」、「介護職員初任者研修」の総称として使用される。

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