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コラム

働き方改革と介護

働き方改革について

プレミアムフライデー、残業削減、長時間労働、ブラック企業…

今年は働き方に関する情報を目にしない日はないくらい、働き方改革が注目されていましたね。

みなさんはどう感じますか?

先日のサイボウズさんの新聞広告とアニメの連動広告はご覧になりましたか?

働き方改革、どこか間違ってませんか?と投げかけています。

介護業界での働き方改革はどうでしょうか?

「介護 働き方」と検索すると、大きく2通り出てきます。「親の介護と自分の仕事を両立する」という視点と、「介護職員自身の働き方」の2つです。

親の介護と仕事の両立、いわゆる「介護離職」は大切なテーマですので、また改めて触れるとして、今回は介護職員の働き方について考えてみます。

検索を続けていたら、「Sターン」という見慣れない文字を発見。

http://www.mcsg.co.jp/sturn/

ある事業者様の求人サイトです。

・半年ごとに2カ所の事業所で働く

・給与は月26万円程度で、引っ越し費用まで。

・年間休日137日で、11日連続の休暇もあり!しかも年間2回!

たまたま見かけたので掲載しましたが、今はたくさんの福祉事業所が様々な工夫をされた柔軟な条件で求人を出されています。

介護業界は人手不足という側面はありますが、だからこそ個々の働き方には敏感です。長く安定して働いてもらうことが、職員にとってもご利用者様にとっても幸せなことですからね。

テクノロジーの力で働きやすく

介護職員は大変というイメージだと思いますが、そこをテクノロジーの力で働きやすくするという事も行われています。

以下は卒業生が働く施設で行われているものです。

インカムのような通信機器の導入。

病院内でPHSで連絡を取り合う看護師さんなどを見たことがある方も多いと思いますが、介護職員は端末を持つことで少しでも手が塞がってしまうと業務に支障が出ます。そこで「骨伝導のインカム」を導入することで、他の職員との連携がスムースになったそうです。

あるいは毎日の介護記録。「いつ」「どこで」「誰が」「何を」「どのように」など、ご利用者様の記録を手書きでノートに記していました。しかも業務終了後です(つまり残業になることも多い)。それが、現在はiPadなどのタブレットを使って、アイコンをタッチするだけの入力に変わり、格段に記録にとられる時間が減少したそうです。

このようにIOTシステムの導入により一人ひとりの排泄状況や睡眠などをデータ化し、効率良く介護ができる状況が整いつつあります。ご利用者様の負担を軽くし、介護職員の負担も軽くなる。介護職員の働き方改革は、テクノロジーの力を使ってこれからも進んでいくでしょう。

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この記事を書いた人

高橋 利明 先生

 大学で社会福祉士を学び、卒業後社会福祉士・介護福祉士として介護施設に勤務。学生時代は野球ばかりの生活を体験し、自ら教育の重要さを痛感し転身。現在介護福祉士科の責任者を務めると共に「日本の福祉現場力を高める研究大会」企画委員として活躍。
座右の銘
早寝、早起き!

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