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コラム

地域と福祉と就職活動

最近「地域福祉」「Uターン就職」などという言葉をよく耳にします。でも言葉だけ聞いてもよくわかりませんよね?今回はそんな地域の新しい取り組みや、就職活動について紹介します。

「地域包括ケアシステム」

2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進すること。(厚生労働省)

「地元就職の実態」

株式会社マイナビの「2018年卒マイナビ大学生Uターン・地元就職に関する調査」では地元就職希望率(最も就職したい都道府県が卒業高校の都道府県に一致する割合)は、全国平均で51.8%(前年比3.5pt減)となり、前年を下回る結果となった。地元の大学に進学した学生(地元進学者)では72.2%(前年比3.5pt減)で、地元外に進学した学生(地元外進学者)の35.7%(前年比2.1pt減)だった。また、同調査で地元就職を考えている学生に、現在最も障害に感じていることを聞いたところ、「地元までの交通費」が26.0%(前年比1.7pt増)で最多となっている。

「福祉業界の工夫」

福祉業界では人材をなんとか確保するために様々な工夫を行っています。例えば某施設では寮完備・入職準備金の支給だけではなく、引越代支給・修学資金支援また、就職活動時の見学、面接交通費まで全額支給という施設まである。他にも都内からバスツアーで地方の施設や病院を複数見学会が行われるなど条件は様々だが就職活動においても地方に対する積極的な取り組みがされている。

「福祉の面白い取り組み」

「注文をまちがえる料理店」というお店が話題を集めた。お店で働く人は認知症の方で注文や配膳を間違えてしまうというものだ。「認知症になっても最後まで自分らしく生きていく姿を支える」「認知症の理解を日本中に広める」といった目的で行っている。また、障害者就労支援A型でブランド豚の飼育やレストラン運営などを行っている「恋する豚研究所」など今までの福祉のイメージとは違った福祉を展開する施設も増えている。

「まとめ」

就職を考えたときに地元に戻りたいけど求人やお給料が…とか

やりたいことはあるけどそれをやっている所がない…と悩んでいるみなさん。もう一度自分の地域をよく探してみませんか?ちょっと範囲を広げてみませんか?みなさんの想像もしていなかった取り組みや思わぬ支援の形がそこにあるかもしれません。また、みなさんのやってみたいという気持ちが新しい福祉の形を生み、地域福祉の活性化につながっていくのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

海老塚 智 先生

大学卒業後、予備校の進路アドバ イザーとして勤務。入職後は介護 福祉士科の担任を経験した後 キャリアセンターとして就職支援をしている。
座右の銘
誰かのためにいきてこそ、人生には価値がある

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