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アセット 20

コラム

介護の未来とは?

介護の未来とは?

介護はこの先、どのような変化を辿るのでしょうか?

2025年問題では、団塊の世代が後期高齢者に達するため介護・医療費などの社会保障費の急増が懸念されています。

その10年後、2035年には団塊の世代ジュニアが65歳以上になり、高齢化がより深刻化することが予測されています。

介護人材不足が顕著になる、介護業界は低賃金、というような内容のニュースが介護の負のトピックスとして並び、そんな「介護」に対して明るいイメージを持つ方はどのくらいいるのでしょうか?

介護の未来は暗い?

私を含めて介護業界にいる人たちは、そこまで負のイメージを持つ人は多くはないと思います。そのような人たちは介護の本質である、人との関わりに対してのやりがいと今後の可能性を感じているのではないでしょうか。しかし、現実として介護における問題を解決する手段を具体化させなければ介護の未来を想像することは出来ません。介護の未来を考える上で、前回のコラムで学部長の高橋が書いている「介護の持続可能な未来」が必要になってきます。

介護の未来?

「10年後の仕事図鑑」という本の中で、落合陽一氏が介護職はなくなる仕事・変わる仕事と記しています。書店で見た時に「むむっ」と思い、つい購入をしていました。細かな内容は是非、本を読んで頂きたいと思いますが、一部抜粋をさせて頂きます。

「介護職は人がやるべき仕事だけになる」仕事は最適化され、対話など、人間にしかできない仕事の価値が総じて高くなるだろう。人間にしかできない「サービス」という付加価値を提供すべきだろう。人間がすべき仕事が「サービス」になった時、あらゆる介護施設は「サービスの質」で差別化され、そこには競争意識が生まれていく。競争意識が生まれるということは、よいサービスをする人員を確保するために、介護士の賃金を上げるという意味でもある。介護ロボットの導入は、介護業界にある本質的な問題をいくつか解決できるはずだ(一部抜粋)。

と記されていました。介護の魅力や必要性についての発信は介護に関する仕事をしている人以外は少ないのが現状でした。しかし、あらゆるメディアに注目をされている落合陽一氏が介護は人間にしかできない仕事と評しているのは介護に携わる人たちにとって嬉しい評価ではないでしょうか。

現状の関わりのままで、変化のない介護業界では2025年問題・2035年問題と乗り切ることは困難です。しかし、AIやロボット、IOTなど手段を上手く使いながら、介護の最も手をかけるべきケアにムダなく力を注ぐことが出来れば介護の未来は決して暗くはなく、ワクワクするような介護の未来が待っていると思います。しかし、AIやロボット、IOTなどはあくまでも手段の1つです。手段に注目するあまり、介護の本質とは?を忘れないようにすることが大切だと思います。

あなたは、どのような介護の未来を想像しますか?

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この記事を書いた人

温井 泰夫 先生

専門学校卒業後医療法人にて介護業務に従事 介護福祉士の視点から行うリハビリテーションを行っていた。
座右の銘
信は力なり

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