学生ボランティア派遣プロジェクト 第4陣報告
■学生ボランティア 第4陣報告
期間:平成23年 10月10日~10月15日
派遣先:(社)陽風会 特別養護老人ホーム 仙人の里
派遣学生:社会福祉士科 1年生 3名
■報告
学生の声
1日目に町を見てまわった時に、言葉も出なくなり、2日目から、みなさんの力になれるように頑張りました。
初めのころは、話しかけることもできず、うまく挨拶も出来ず、ただ仕事をこなすだけでした。
だんだんと挨拶から始まっていき、いろいろな話題で話が出来るようになりました。
最終日には、「もう帰るの?」や、「さみしくなるね、またきてね」など声をかけてくれる方がたくさんいて、本当に嬉しくきてよかったなと思いました。
(社会福祉士科1年 田畑 凪)
学生の声
1週間本当に充実した生活を送れました。ボランティアとして少しでも助けになろうと思い来ましたが、
施設の方みなさまに色々助けて頂けたボランティア生活になりました。
仙人の里でボランティアすることができてよかったです。これからも人との出会いをひとつひとつ大事にしていきたいです。
(社会福祉科士1年 早野 梨紗)
学生の声
1週間を通して、何も分からない私に優しく声をかけてくれた利用者の方や、一緒に遊んでくれた利用者の方がたくさんいて嬉しかったです。
私がみんなを元気にしなくてはいけないはずなのに、逆にたくさんの元気をもらいました。
一緒にバスハイクにいった利用者の方から、りんごを頂いたり、お菓子を頂いたりたくさんの優しさを感じることが出来ました。
食事介助もうまく出来ていないのに、『ありがとう』といってもらえて気が楽になりました。
ここでの経験を活かしてこれからも頑張っていこうと思いました。(社会福祉士科1年 志村 綾華)
報告
被災地の状況を見ることによって、学生も自分も福祉に関わらず、生きること、働くということを考えさせられる非常によいきっかけとなった。
また、仙人の里において、介護だけでなく申送りなども見ることにより、多くの職種が一人の利用者様を支えていることに気づいてくれたようであった。
学生は、1年生で実習経験もなかったことで施設になれるまでに多くの時間を費やしてしまったのは、残念であった。
しかし、本番の実習では全員がしっかりとやり遂げられるように思える。
これからは、実習で高齢者施設に行ったことのない学生がいく場合には、事前オリエンテーションを専門職主導で行うのも効果的に思えた。
(引率職員より)