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在校生がパラリンピックに出場‼︎活躍が読売新聞に取り上げられました。

本校の在校生である松本さんがパラリンピックに出場され、読売新聞に取り上げれました。多くの人に勇気と感動を与える松本さんの努力を誇らしく思います。ぜひ、この場で紹介させてください。

<以下、新聞記事の抜粋です>

東京パラオリンピック11日目、松本武尊さんが男子100メートルの予選に出場。突然の病で体に障害を負ってから約3年。一時は人生に絶望したが、今大会での活躍を目指して努力を続けてきました。

松本さんは幼い頃から運動神経が良く、中学からは陸上部に入り、100メートルや走り高跳びに打ち込んでいました。病気とは無縁でしたが、高校2年生の時、自宅の居間で激しい頭痛を感じ、緊急手術。原因は小脳出血でした。

意識を取り戻したのは、約1週間後。声は出せず、寝たきりの状態が続いたそうです。ろれつは回らず、手足がうまく動かせず、後遺症も残りました。お父様は「一生寝たきりか車椅子生活になるかもしれないと思い、パニックになった」と思われたそうです。それでも松本さんは懸命にリハビリに取り組み、歩けるようになるまで回復。手術から約4ヶ月後に退院し、高校への登校も再開しました。

転機は高校3年生の秋に出場した陸上大会。2016年リオデジャネイロ・パラリンピックに出場した多川選手と同じ100メートルのレースを走り、圧倒的な速さに衝撃を受けました。「一緒に練習したい」と高校卒業後に、多川選手の所属先に加入し、本格的にパラ陸上に取り組むようになりました。平衡障害などを闘いながら、これまでに100メートル、200メートル、400メートルで日本記録を更新ほどになりました。

松本さんは現在、作業療法士を目指して、東京福祉専門学校の作業療法士科に所属。「将来的に歩いてもよちよち歩きだろう」と医師に告げられながらも、パラリンピックの舞台に立てたのはリハビリの専門家が支えてくれたから。松本さんは学校に提出する書類に「人生のどん底を味わった私だから、できることがあると思う」と記しました。

担任の大和田先生より。

パラリンピック当日は教職員みんなで画面越しに松本さんを応援しました。世界が注目する場で、凛々しい表情で活躍する姿に感動しました。実際にリハビリを頑張った経験があるからこそ、松本さんは患者さんの気持ちに寄り添える唯一無二の作業療法士になれると思います。これからも一緒に頑張っていきましょう。

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