アセット 20

子どもに福祉・保育・リハビリ業界へ進みたいと言われた時に知っておくべきこと

知っておきたいリハビリ業界のこと

Date01広がる活躍の場

高齢化社会に伴い、国は政策の一つとして医療保険から介護保険への円滑な移行をすすめており、今後は地域包括ケアシステムというモデルも入り、在宅での生活を目指したリハビリテーションの必要性が高まります。そのような背景の中、通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションといった介護保険領域でもリハビリテーション専門職種の連携を強化して多様なニーズに応えられる体制作りを目指しています。そのため作業療法士・言語聴覚士・理学療法士が活躍する場は拡大していくと思われます。

活躍の場が広がり、
自分のキャリアに合わせて働く先を選べる

学校ではこんな教育をしています!

現場体験プログラム こども・高齢者・障害者との関わり方を学ぶ!

学校付属施設をはじめ、地域の病院や施設と連携して、体験型の授業である「現場体験プログラム」を行っています。仲間と一緒にこどもから高齢者、障害者まで幅広い年代の対象者と関わるので、コミュニケーション力を育み、対象者の「生活」を実感することができます。

Attention!リハビリの
現場より

Topic1女性が長く働き続けられる職種です

2人のこどもを育てながら働いています。仕事をしながら家事・育児を完璧にこなすのは難しい日もありますが、メリハリをつけることで仕事と家庭の両立ができています。

医療法人社団 城東桐和会 東京さくら病院勤務
作業療法士科 2016年卒業生
宮下 侑子さん

作業療法士・言語聴覚士は女性が多い職種です。筋トレをしたり体を支えて歩く練習をしたりする理学療法士に比べて、生活に即したリハビリをする作業療法士・言語聴覚士は女性的な側面が要求されやすいという理由があるからかもしれません。産前・産後休暇や育児休暇を活用したり、託児所を併設している施設も多いことから、出産後も仕事を続けることが可能であり、復職率が高いのもこの職種の特徴です。

Topic2実習が大変?
⇒ガイドラインが変わり、実習中の自宅学習の負担軽減

2020年から作業療法士養成施設のガイドラインが変わります。これまで75%以上の学生等が臨床実習中に「毎日自宅に持ち帰り課題を行っていた」と回答し、「自宅で課題に費やす1日あたりの時間数」について60%以上が「3時間以上」であったことから、新ガイドラインにおいては1日あたりの自宅学習は1日1時間となります。また実習指導者の講習を必ず実施する等、学生を大切に育む要件が盛り込まれています。

作業療法士 現場実習中に自宅で課題に費やす1日あたりの時間数

Topic3学費支援の制度があります
~病院もリハビリ職募集に力を入れています~

リハビリ業界に進みたいけれど、経済的に進学することが難しいという方のために、夢に向かって頑張る皆さんを奨学金制度で応援する病院があります。国家資格を取得して卒業したあと、貸与先の病院で指定期間勤務することで、返済免除になります。

奨学金制度の例

戸田中央医科グループ

■ 貸与額

入学金 30万円(上限)
授業料等 月額最高5万円×月数

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士免許を得た後、戸田中央医科グループが指定する施設でその職種として奨学金貸与期間相当勤続した場合は返済を免除

社会福祉法人あそか会
あそか病院

■ 貸与額

月額8万円(または7万円)を貸与
(貸与合計上限336万円)

資格取得後、貸与期間+6ヶ月以上、あそか病院で勤務した場合は、返済を免除

お気軽にご相談下さい

保護者だからこそ知りたいことをご説明いたします

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