アセット 20

子どもに福祉・保育・リハビリ業界へ進みたいと言われた時に知っておくべきこと

知っておきたいソーシャルワーカーのこと

Dateソーシャルワーカーって?

病気や怪我あるいは高齢や障害のある人やその家族に対し、日常生活を送るうえでのさまざまな不安や困りごとに対する支援(ソーシャルワーク)を行う仕事です。医師や看護師といった直接治療に関わる人とは異なる立場から、相談者に対してのアドバイスや指導を行ったりすることで、早期の社会復帰や社会参加等を支援していきます。

活躍の場が広い社会福祉士

「社会福祉士及び介護福祉士法(1987年法律第30号)」に基づく国家資格です。専門的知識や技術をもって、身体・精神上の障害があることや、環境上の理由により日常生活を営むのに支障がある方の福祉に関する相談に応じ、助言、支援、関係者等との連携・調整などを行います。福祉・保健医療分野のほか、司法、地域福祉、教育など幅広い領域で活躍でき、こどもから高齢者・障害者まですべての人をサポートできる職業です。

精神保健領域のスペシャリストである精神保健福祉士

精神科ソーシャルワーカーという名称で、1950年代より精神科などを中心に医療チームの一員として導入された国家資格の専門職です。社会福祉学を学問的基盤として、精神障害者の抱える問題解決のための援助や、社会参加に向けての支援活動を通して、その人らしいライフスタイルの獲得を目標としています。さらに、高ストレス社会といわれる現代で精神保健福祉士の活躍はますます重要になってきています。

学校ではこんな教育をしています!

地域連携プログラム(ソーシャルワークラボ)ソーシャルワーカーとして必要な問題解決力を身につける!

様々な団体や施設・事業所・企業等とコラボレーションし、社会の課題解決につながる活動を行います。例えば多様性を認め合える社会を目指すイベントの企画や、高齢者や障害者がより活躍できる機会づくりなどに取り組むことで、問題解決力の基盤となる視点と姿勢を身につけます。

Attention!資格・仕事
のこと

Topic1これからの福祉「地域共生社会」の中核を担う専門職です

国が進める「ニッポン一億総活躍プラン」では、こども・高齢者・障害者など全ての人々が地域、暮らし、生きがいを共に創り、高め合うことができる「地域共生社会」の実現を目指しています。それに向けて地域のあらゆる住民が支え合いながら、自分らしく活躍できる地域コミュニティを育成し、福祉などの地域の公的サービスと協働して助け合える仕組みの構築が掲げられています。

今まで

これから

  1. 地域の中で「狭間のニーズ」をすくい取り総合的な見立てとコーディネートを行うことができる人材
  2. 特定の分野に関する専門性のみならず福祉全般に一定の知見を有する人材

としてソーシャルワーカーは期待されています。

社会福祉士・精神保健福祉士には、ソーシャルワークの専門職として、地域共生社会の実現に向け、多様化・複雑化する地域の課題に対応するため、他の専門職や地域住民との協働、福祉分野をはじめとする各施設・機関等との連携といった役割を担っていくことが期待されています。

Topic2ソーシャルワーカーのやりがいって?

前職は「会社のために」
今の仕事は「誰かのために」

大学卒業後、広告業界の営業職として働いていましたが、利益ばかりを追求する仕事に疑問を感じはじめ、人の幸せを考えられる仕事をしたいと思い転職を決意しました。
東京福祉専門学校で社会福祉士について勉強した後、担任の先生を通じて1年目から相談職に就ける江戸川区の社会福祉協議会に就職しました。現在は、成年後見制度の利用を希望する方の相談に応じています。前職では会社のためにという意識で働いていましたが、今はその人にとって本当に必要なことができる毎日にやりがいを感じています。これからも学び続ける姿勢を忘れずに、様々な人との出会いを大切にしてきたいです。

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