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先輩インタビュー
  • 2017年卒業生

    Tさん

    精神保健福祉士一般養成科

    • 精神保健福祉士
    • (一社)MHCリサーチ&コンサルティング代表理事
    • (一社)東京精神保健福祉士協会自殺対策委員会研修委員
    • (一社)職場のメンタルヘルス支援委員会(OMSA)理事
    • (一財)ACCN自殺対策委員会委員長
    • 大学・専門学校等にて心理学・社会福祉学・キャリアに関する講義を担当し対人援助職を養成
    • 東京都立中部総合精神保健福祉センターリワーク(復職支援)プログラム講師

皆が生き生きと働くことができる職場づくりに関われることが一番のやりがい

どんなお仕事をしていますか?

産業精神保健分野という、職場における精神衛生(メンタルヘルス)を扱う領域で精神保健福祉士として働いています。すべての人が健康にいきいきと働くことのできるように、メンタルの不調や疾患により力を発揮できないということのないようにサポートを行っています。また、個人に対してだけではなく、働く職場がいきいきと働くことのできる環境であるように、組織に対するサポートや、メンタルヘルスとキャリアに関する調査研究を行い、社会的課題に取り組むといったことを行っています。

精神保健福祉士が活躍する幅広い領域の中で、今のお仕事を選んだ理由を教えてください。

活力に満ちて優秀だった人がメンタル不調や疾患になることによって力を発揮できない、それどころか生きる気力すら奪われてしまう、というようなことに衝撃を受けてメンタルヘルスの勉強を始めるようになりました。その後、メンタルヘルスというのは本人の問題や課題だけでなく、組織や社会の問題や課題である部分も大きいということも実感しました。ですので、個人へのサポートだけでなく、組織や社会のサポート、そしてその相互作用へのサポートをする“ソーシャルワーク”をしたいと思い精神保健福祉士の資格を取得しました。 また、メンタル不調やメンタル疾患のマイナス状態をゼロに戻すというアプローチだけでなく、そこからさらにプラスへとしていく取り組みや、そもそもプラスのところからさらにプラスを目指す取り組みなどをしたいと考えるようになりました。レジリエンス(困難を乗り越えるだけでなく、それを糧にして成長する力)やワーク・エンゲイジメント(活力・熱意・没頭の要素で構成され、仕事に積極的に向かい活力を得ている状態)やジョブ・クラフティング(仕事の仕方を工夫してやりがいを高める認知行動的アプローチ)等のポジティブな要素を含む概念やアプローチにも興味関心があったため医療機関ではなく、産業精神保健(職場のメンタルヘルス)の領域に進むことにしました。

やりがいを感じるのはどんな時ですか?

EAP(従業員支援プログラム)コンサルタントとして個人支援だけでなく組織支援ができるところにやりがいを感じています。個人をサポートするにしても、組織への介入もできる点が一番魅力的ですし、おもしろさを感じています。実際にその人が働いている姿を見ることもできますし、上司や同僚という個人だけにとどまらず職場という組織そのものへの介入も相互作用への介入(ソーシャルワーク)もできます。今現在の困りごとだけでなく、将来への予防的な取り組みなどもできます。皆が生き生きと働くことができる職場づくりに関われることが一番のやりがいです。

今後の目標は

私自身の今後の目標はやはり産業精神保健分野での活動、企業組織支援であり、いきいきと働ける職場づくりです。健全な組織があってこその、健全な個人の活躍があると思っています。EAPと言えば職場の生産性の向上がキーワードですが、健康(well-being)増進と生産性向上の両立支援を行っていきたいと思っています。

精神保健福祉士を目指そうと思っている方へ

精神保健福祉士の働くフィールドはとても広く多様です。決して医療や福祉だけではありません。今回お話させていただいたEAP等、産業精神保健分野で働く精神保健福祉士がもっともっと増えていって欲しいと思っています。メンタルヘルスの病気になってから治療や対処をするのではなく、予防に取り組んでみませんか?是非精神保健福祉士の資格を取得し、一緒に産業精神保健分野を盛り上げていきましょう。

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