先輩インタビュー
  • 2015年卒業生

    Iさん

    社会福祉士一般養成科

    • 社会福祉士
    • 社会福祉法人 東京都知的障害者育成会 恩方育成園
    • 明治大学 理工学部 卒業出身

障害を持つ方と同じ時間を過ごせる それが仕事のやりがい

知的障害を持つ兄のために社会福祉士を目指しました

大学や大学院では機械工学や力学を学んでいました。卒業後、研究職に進む道もありましたが、知的障害を持つ兄のために勉強したいと思い、社会福祉士を目指すことにしました。障害を持つ方の支援をするためには、相手の気持ちに寄り添って援助する必要があると思い、その技術を学ぶために学校に通いたいと思いました。

障害者施設の生活支援員として知的障害を持つ利用者さんの生活支援をしています

障害者施設の生活支援員として、知的障害を持つ利用者さんの生活支援をしています。起床から整容、食事、入浴などの生活支援や、生活フロアの清掃、夜間の巡回等をしながら、利用者さんと関わっています。時には体調不良の利用者さんの通院の付き添いや行事の計画を立て、プログラムの実施をしています。

利用者さんの生き生きとした顔を見ているときがやりがいです

利用者さんの生き生きとした顔を見ている時にやりがいを感じます。自分から利用者さんに働きかけて、利用者さんが笑顔を見せてくれた時は尚更ですが、何かに集中している時や利用者さん同士で楽しそうに会話している姿を見ると、ついこちらも笑顔になります。私たちの支援が利用者さんのそのような姿に繋がっているかと思うと、嬉しくなります。まだまだ障害を持つ方は行きづらい世の中なので、障害の理解を深め、障害を持つ方が生きやすい世の中になるように努力していきたいです。

先輩の所属する学科