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子どもから高齢者まで、
世の中の困りごとに
向き合うジェネラリスト高齢者社会、ひきこもり、虐待、LGBT・・・社会には「生きづらさ」を抱えて苦しんでいる人がたくさんいます。
そんな方々の「相談」にのることから始まるお仕事、需要が年々高まってきています。
社会福祉士の仕事
社会福祉士の活躍の範囲や対象は多岐にわたります。
病気や障害などの様々な理由により、「生きづらさ」を感じている方から相談を受け、困難の軽減や解決を支援する専門職です。社会福祉士自身が直接相談に乗るだけではなく、行政、医療機関や福祉施設などへ繋げ、適切な支援への橋渡し役も担います。
働く場所は病院、高齢者福祉施設、障害者福祉施設、児童福祉施設、社会福祉協議会、行政機関、教育機関など、幅広い分野が挙げられます。
こんな人が向いています!
- 相手の話を聴くことが得意な人
- 相手の立場を尊重できる人
- チームワークを大切にする人
社会福祉士になるには
「社会福祉士国家試験」に合格することが必要です
社会福祉士の資格を得るためには、「社会福祉士国家試験」に合格することが必要です。
そのために、現代社会と福祉、介護保険制度、心理学理論と心理的支援などの幅広い分野を学びます。
国家試験の受験資格を得るには、福祉系4年制専門学校や大学で指定科目を履修する、3年制専門学校や短大等で指定科目を履修して実務を1~2年を経験する、一般養成施設での修業を経る、指定施設で実務を5年以上経験するという4つのルートが一般的です。

社会福祉士として働く
主な就職先
- 地方公務員
- 病院
- 社会福祉協議会
- 教育機関
- 地域包括支援センター
- 児童福祉施設
- 児童家庭支援センター
- 障害者福祉施設
- 高齢者福祉施設
- 福祉関連企業など
待遇
働く場や役職によりばらつきはありますが、大卒新卒で約20万円程度です。ボーナスや資格手当なども充実しているところが多く、キャリアを積んでいくことでお給料が上がっていきます。また非常勤の求人も多いので、出産、育児などのライフプランに合わせて柔軟に勤務形態を選べるのも魅力のひとつです。
働く先輩の声
利用者の方の笑顔が一番のやりがいです!
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台東つばさ福祉会勤務
(社会福祉士科卒業)S さん
自分と利用者の方が関わっていく中で、その方の笑顔が見られたときが一番やりがいを感じます。社会福祉士の仕事はとても幅広いですが、利用者の方それぞれに合わせて、出来ないことに手を差し伸べたり、福祉施設や行政とつなげていくことも仕事の一つなんです。
例えば、私が働く施設の中に普段なかなか外に出歩くことのできない利用者の方がいらっしゃいます。その方はとても手先が器用なので、一緒に折り紙を折るということで普段感じることのできない季節を感じてもらっています。利用者の方の出来ることと出来ないことを知り、自分自身が関わっていくことでその方の生活を豊かにできるということを、この仕事を通して感じることができています。