社会福祉科　医療福祉専攻

人生に寄り添う支援者になりたい

私が医療ソーシャルワーカーを目指すきっかけになったのは、高校生のときの経験です。悩みを抱えていた私の話を、スクールカウンセラーが丁寧に聴いてくれたことが心の支えになりました。「気持ちをわかってもらえるだけで、こんなにも安心できるんだ」と感じたことを、今でも覚えています。

支援には「気持ち」と「環境」の両方が必要

でも、話を聴いてもらっただけでは、状況そのものが変わるわけではありませんでした。また、友人にヤングケアラーの子がいたこともあり、「どうすればもっと力になれるんだろう」と考えるようになりました。話を聴くだけでなく、“環境を整える支援”が必要なのではないか。そう思い、いろいろと調べる中で出会ったのが「ソーシャルワーカー」という存在です。

学びの中で見えてきた、目指す未来

今はソーシャルワークの基本となる知識や技術を学んでいます。医療・高齢・障害・児童など幅広い分野について学ぶ授業や、実践的なスキルを身につけるワークもあり、日々成長を実感しています。将来は、女性をはじめ、悩みや不安を抱える人たちに寄り添いながら、その人の「これから」を支える医療ソーシャルワーカーになりたいです。