先輩インタビュー
  • 2002年卒業生

    Oさん

    作業療法士科

    • 作業療法士
    • ふれあい訪問看護 リハビリステーション
    • 東京都立江戸川高等学校出身

利用者の自宅での生活を知り「個人にあったリハビリ」を提供する仕事

生活スタイルに沿ったリハビリを提案 訪問リハビリテーション

東京福祉専門学校を卒業後、病院に勤務し急性期・回復期のリハビリに携わっていました。ある患者様が歩いて退院された後、たった2週間後に車イスで来院してきました。私は驚き事情を聞いたところ、自宅に帰った後のリハビリのサービスに繋がらず、筋力が低下し車イス生活になってしまったと…自宅に帰ってもまだ医療的な処置が必要な方々のためにリハビリができる「訪問リハビリ」の世界に飛び込もうと思いました。

作業療法士ってどんな仕事?目指したきっかけは?

食事、遊び、運動などの作業活動を通して、本人が望む生活ができるように心と身体の両面から回復をサポートするのが作業療法士の仕事。作業療法士として働くには国家資格が必要です! 親が障害者施設で勤務していました。こどものころ下校中などに施設の送迎車に乗せてもらうことがあり、その時、同じことを何度も聞く障害者の方と出会いました。施設で働いている人たちはその障害者の方を笑わせて、一緒に遊んでいました。それは今思えば機能回復のためのリハビリだったと思うのですが、その時は「相手を笑わせて、一緒に遊んで給料をもらっているんだ! なんて素敵な仕事だろう」と思いました。これが、作業療法士を目指すことになったきっかけです。

仕事のやりがいは?

その人の生活スタイルに合わせてリハビリを提案していくことや、モチベーションをあげられる提案をできるということが仕事の面白さでもあり、やりがいだと思います。また、病院とは違い、時間をかけてその人の人生に関われることが訪問リハビリテーションで働く一番のやりがいです。

小川さん想い出エピソード

先輩の所属する学科