先輩インタビュー
  • 2015年卒業生

    Nさん

    作業療法士科

    • 作業療法士
    • aroma.yoga salon gauri 代表
    • 千葉県立市川北高等学校出身

様々なジャンルを活かし作業療法士としての精神も忘れず、目の前の方に喜んでもらいたい

現在どんなお仕事をしていますか?

整形が母体のリハビリテーションの短時間デイサービスで作業療法士として働いていた時に、「生活習慣や自身をもっと大切にすれば病気は防げたかもしれない」という言葉をたくさん聞いたことで、予防医学に対して興味を持ちました。
ヨガを私自身の健康管理としてもやっていたことや自然療法であるアロマにも興味を持っていたので、仕事をしながらアロマセラピストやアロマテラピーの資格を取りました。
その後インドにヨガインストラクターの資格を取得しに行き、その時に自身も人も癒やしながら、人々が寛げ、日頃の疲れやストレスが解けるような空間を作りたいと思い、アロマトリートメント、ヨガの自宅サロンを開業しました。

現在は、カウンセリングをさせて頂きながらお客様おひとりおひとりのその時に合ったアロマやハーブを一緒にお選びし、身体やこころの状態を把握しながらアロマトリートメントやプライベートヨガ、ヒーリングをさせて頂いています。

プライベートでは未就学の息子もおりますので、完全予約制にさせて頂き、子育てとサロンのバランスを保ちながら働かせて頂いています。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

おひとり、おひとりのお客様に寄り添い、こころや身体の状態を整えさせて頂けることです。
完全プライベートでしっかりとお話を聞けるので、お客様が何を求めどのような施術がよいかを考えながら入らせて頂くことに、とてもやりがいを感じています。施術前と後では、表情や雰囲気ががらりと変わりエネルギー満タンでお帰り頂く姿を見送る事に喜びを感じています。
アロマやハーブがお好きな方が来店してくださるので、お話をしながらアロマオイルを一緒にお作りし、その時しかできないアロマオイルの香りに一緒に癒やされています。
また、お客様の好みや必要なハーブティーをお選びし、喜んで頂ける事も嬉しいです。

東京福祉専門学校在学中はどんな学生生活でしたか

夜間課程に通っていたため、日中は作業療法士で人間発達学の先生、児童発達放課後デイサービスの代表の元で児童ケアのアルバイトでお世話になっていました。お仕事の野外や室内活動などが終わってから学校に通うという生活を送っていました。
作業療法士は白衣の土方という言葉が印象的でした。 人間発達学の作業療法士の恩師にも、治療や利用者さんに関わる以外にも力仕事でもなんでも目の前の人のためになること、笑顔にするためならなんでもやれる存在であれと教わってきました。
今も、様々なジャンルを活かし作業療法士としてのその精神も忘れずに目の前の方に喜んで頂けるように精進していることです。

将来の目標や夢を教えてください

お客様に喜んで頂けるような学びを深め、たくさんの方にサロンを知っていただき、必要な方に届けていきたいです。子育てと仕事をしながらいずれは店舗を構えたくさんの方に来ていただき喜んで頂けるようにしていきます。

作業療法士を目指したいと考えている人へメッセージ

勉強以外にも、好きな事や興味のある事にどんどん挑戦してさまざまな経験をしてほしいです!そこから自分の進みたい方向性や枠に捕らわれない考え方がみつかるかもしれません。
あとは、諦めないこと。私は粘り強さだけは誰にも負けません(笑)諦めなければ道は必ず開かれます。
何か挫かれるような事があったとしてもこれは、自分に必要だから起きているんだと考えてみてください。気持ちが楽になります。
ヨガは自分を癒しながら精神的な強さも身につきます。興味のある方はぜひ挑戦して続けてみてください。

先輩の所属する学科