先輩インタビュー
  • 2019年卒業生

    Iさん

    社会福祉科

    • ソーシャルワーカー
    • 生活相談員
    • 社会福祉士
    • 社会福祉士,精神保健福祉士
    • 精神保健福祉士
    • 医療法人みつや会 新八街総合病院 医療連携室主任

社会福祉士で大切なのは多職種連携

現在のお仕事について、業務内容や働き方など詳しく教えてください。

私は、医療ソーシャルワーカーとして働いています。大きく分けて2つの仕事があり、1つが『救急治療・リハビリ・療養を目的とした転入院の受入調整(前方支援)』、もう1つが『患者様の治療後の状態をみて社会資源に繋ぐ退院支援業務(後方支援)』です。患者様と共に退院後の生活を思い浮かべ、必要に応じて地域の多職種の方々と連携を図り、患者様が退院後も安心して地域での生活を継続できるよう支援するといった内容の業務を行っています。院内外の多職種の方々と連携して、支援ができた時にやりがいを感じます。 社会福祉士は、多職種とチームで協働することで力を発揮できる職種だと思います。病院内 では多職種と、地域では他機関と連携をして支援をしていきます。 その結果、患者様が安心して退院することができた姿を見たとき、やりがいを感じます。

東京福祉在学中、どのような学生生活を送っていましたか?また、在学中の学びが現在に活きていることはありますか?

あらゆることに関心を向けて、自分が知らないことに触れる機会をもつようにしていまし た。スウェーデン・デンマークへの海外研修にも行きましたし、自分が関心を持ったことが ない分野のボランティア・実習にも前向きに取り組みました。また、卒業研究では、社会的 に切り込まれにくい「知的障害を持つ方々への性教育問題」について調べ、様々な意見や文 献に触れ、有識者と関わる機会を得ました。「知らないことを知ろう、見たことないものを 見よう」と過ごしていました。 院内外の多職種の方々と連携して、支援ができた時にやりがいを感じます。 社会福祉士は、多職種とチームで協働することで力を発揮できる職種だと思います。病院内 では多職種と、地域では他機関と連携をして支援をしていきます。 その結果、患者様が安心して退院することができた姿を見たとき、やりがいを感じます。 【在学中どのような生活を送っていましたか】 あらゆることに関心を向けて、自分が知らないことに触れる機会をもつようにしていまし た。スウェーデン・デンマークへの海外研修にも行きましたし、自分が関心を持ったことが ない分野のボランティア・実習にも前向きに取り組みました。また、卒業研究では、社会的 に切り込まれにくい「知的障害を持つ方々への性教育問題」について調べ、様々な意見や文 献に触れ、有識者と関わる機会を得ました。「知らないことを知ろう、見たことないものを 見よう」と過ごしていました。 【在学中に学んだこと・現在の仕事で活きていること】 どんなことにも意味や目的を考えながら取り組む事の大切さを学生生活の中で学びました。 授業や実習の中で感じた不安や不満を自分なりにリフレーミングして目標や目的に変え、 頑張る理由を見つけるようにしてきました。目標や目的が定まれば、自分がすべきことが見 えてくるし、すべきでない事も見えてきます。現在の仕事においても、支援を展開する際に、 目標・目的を定めることで、自分が行っていることの軸がぶれていないかを自問自答しながら日々の支援に臨むことができています。

本校の在校生や、同じ分野を目指したいと考えている人へメッセージをお願いいたします

今日までの経験から言えることは、社会福祉士・精神保健福祉士は、常に柔軟性と柔和な心が必要だということです。凝り固まった価値観で支援に臨めば、やがては自分を苦しめていくことになります。まずは「他人の価値観を受け入れなくてもいいから、否定はしないこと」、ここから始めるといろいろな道が開けていくのではないか思います。そして、今そう思っている私も時が経てばアップデートされて、また違うことを感じるかもしれません。でも、そういう自分や他人の価値観の変化を柔軟に楽しむことができたら、どんな環境でも、どんなクライエントが相手でも、きっと素敵な専門職でいられます。皆さんが素敵な専門職となられるよう応援しています。

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