先生インタビュー

福祉の仕事は、自分に嘘がつけない仕事

  • 社会福祉士一般養成科

石川 真弓先生

専門分野

社会福祉(特に医療・高齢・児童)

前職・経歴

高齢者が好きだったので、高校卒業後は高齢者の支援に携わりたいと思い、 東京福祉専門学校 社会福祉士科を卒業後、高齢者施設で介護業務をしていました。その後、 高齢者デイサービス・高齢者住宅の相談員、医療機関や高齢者施設のソーシャルワーカーとして20年くらい福祉の分野で活動していました。兼業で東京福祉の講師を経て2018年より東京福祉に入職しました

資格

介護福祉士、社会福祉士、介護支援専門員、こども家庭ソーシャルワーカー

現場で働いていた時、どのような方を支援していましたか?

主に、高齢者とその家族の今置かれている困っていることや、これからの生活の中で困るかもしれないことなどを中心に、高齢者の方のご希望を家族に伝えたり、ほかの専門職と調整を図っていました。 高齢者の方は家族や地域・周囲に気を使い意見を言わない方が多く、そういったことでは本当の気持ちを言えるような関係性つくりを心掛けていました。

専門職を取得しようと思ったきっかけはなんですか?

高齢者の方が好きで、子どものころから地域活動をしていた中で、高齢者施設に行き自然と志していました。そのため、中学生のころから地元の東京福祉専門学校に入学するという目標がありました。

その仕事のやりがいを教えてください

どのような方にもそれぞれの辿ってきた道のなかに、様々な人や環境の出会いがあって一つも無駄なことがないこと。どうしてもこの仕事柄、利用者や家族のできないことや欠点を見つけてしまいがちですが、そういった気持ちを毎回リセットしてよいところを見つけていくと、どんな人でもいいところがあるし、尊敬できる側面が必ずあると思います。

入学検討者にメッセージ

福祉の仕事は、自分に嘘がつけない仕事だと思います。時々利用者様とけんかして、泣いて笑って、その方の人生に入り込ませていただく、こんな充実した仕事は他にないんじゃないかと思います。みなさんの力を必要としています。ぜひ、一緒にやりましょう!待ってます!!

石川 真弓 先生の所属する学科