先輩インタビュー
  • 在校生

    Sさん

    介護福祉士科

    • 白鵬女子高等学校出身

いくつになってもおしゃれをするって大事なんだと実感。 喜んでもらえて嬉しい

「なごみの家」で学生のうちから 幅広い年代の方と関わりが持てる

2年生になり、高齢者の方に自分たちが考えたレクリエーションなどのプログラムを提供する「地域活動支援プログラム」の授業が本格化しました。東京福祉専門学校に入学しようと思った大きな決め手も、学内にある地域の方が集える「なごみの家」で日常的に高齢者や地域の方と交流でき、プログラムも企画・運営できるという授業があったからです。学生のうちから幅広い年代の方と関わりが持てるのは、就職後に役立つだろうと思って。実際にやってみて学ぶことはたくさんあります!

「きれいになると嬉しい」 この気持ちを体験してもらいたい

地域活動支援プログラムの授業は週1回あるのですが、クラスで5つのグループに分かれて、グループごとに企画を考え準備し、当日の運営もします。私たちのグループは「ネイル&ティーサロン」を行いました。企画を考えるときに、何をしたら参加する方たちが喜んでくれるかをメンバーで話し合いました。これまで実施したプログラムに参加してくださった方とお話しする中で、「いくつになってもおしゃれは大事なんだな」と感じたことを思い出し、ネイルなんてどうかなと盛り上がり企画を決定!私自身もネイルをしたり、おしゃれをしたりすると気分があがるし、きれいになると嬉しいので、こういう気持ちを高齢者の方たちにも体験してもらいたいなと思いました。

話し合うと視点が違うからおもしろい!

企画決定後、準備期間は約2週間。ネイルの見本づくりやお茶のメニューづくり、当日の進行シミュレーションまで、授業時間の他にも放課後に集まってみんなで話し合いながら準備していきました。準備をする中で「ネイルを塗ったら、最後に写真を撮るのはどうかな」「写真ももらえると嬉しいよね」という意見が出て、それも取り入れることにしました。来てくれた方に喜んでもらうために、それぞれ違う視点で考えると色々なアイデアが出て、気がつくことも多いです!

いくつになっても おしゃれをするって大事なんだと実感!

いよいよ当日。想定していたより多くの方に参加していただき賑やかな雰囲気の中、プログラムを行うことができました。準備したネイルの見本を一緒に見ながら、どの色がお好みか聞いて、お似合いのネイルをお勧めし塗っていきました。ネイルが完成したら、用意したフレーバーティーでティータイム。せっかくおしゃれをしたのだから優雅な気分でティータイムを過ごせるようにカップも素敵なものを揃えました。プログラムが始まる前より、ネイルをした後の方が楽しそうにお話ししてくださり、それがとても嬉しかったです。ほんのちょっと爪先をきれいにするだけで楽しい気分になれるんだな、やっぱりおしゃれをすることって大事だなと実感しました。

利用者様のことを第一に考えることを大切に

そろそろ就職のことを考える時期になってきますが、働き始めてからも利用者様の話に耳を傾け、第一に考えるということを大切にしていきたいです。今回プログラムが成功したのは、参加してくださる方がどうしたら喜んでくれるかを一番に考えたからだと思います。授業で経験したことを活かして、利用者様を笑顔にできる介護福祉士になりたいです!

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