先輩インタビュー
  • 在校生

    Kさん

    作業療法士科

    • 岩手県立宮古高等学校出身

自分から学んでいくことが大事。 そう思えるのは様々な現場に行けたから

現場で学べる授業がたくさん! オープンキャンパス参加日に進学を決意!

岩手から上京し、東京での学校生活にもすっかり慣れてきました。高校3年生になって進路を決める際に、作業療法士を目指せる東京の学校に進学しようと決めて、2泊3日の東京滞在の間にいろいろな学校のオープンキャンパスに参加しました。東京福祉専門学校は現場で学べる授業がたくさんあるところがいいなと思って、オープンキャンパスに参加したその日に進学を決意しました!対応してくれた先生が親身に相談に乗ってくれたことも決め手のひとつでしたね。

やりがいのある仕事なんだと再認識

入学してから半年経ちましたが、実際に授業でいろいろな現場に行くことが多く楽しいです!「現場体験プログラム」の授業では卒業生の働いている病院や施設へ見学に行きました。障害児の学童クラブでは、靴を履くことや着替えることなど、自分でできることは手を貸さずやらせることで、日常生活の動きのすべてをリハビリにつなげていることが印象に残っています。リハビリ病院では間近にリハビリをしているところを見学させていただいたのですが、リハビリが終わった後に、患者さんが「段差が登りやすくなったわ!ありがとう」と言っているのを聞いて、自分が行ったリハビリの成果が表れて、それを喜んでもらえたら、それはすごくやりがいがあるだろうなと感じました。それぞれの現場で実際に働いている作業療法士の方からお話が聞けて、仕事のイメージもふくらみ、やりがいのある仕事なんだと再認識できましたね。

見たことがない最新の機器がたくさん!

先日は作業療法士としてリハビリ機器を活用できるようになるために「国際福祉機器展」にも行ってきました。事前授業でリハビリが必要な高齢者の例が提示され、その高齢者の望む生活を実現するために、会場内のブースを回って必要な機器を探し、どう活用するか考えるんです。東京ビッグサイトの会場いっぱいに様々な企業が出展していて、見たことがない機器もたくさんあって、わくわくしちゃいました!階段も登れる車いすに実際に乗って体験させてもらいましたが、率直に階段も登れるなんてすごい!って感激しました。歩けない方が利用したら絶対に便利だろうなと思います。

実際に見て体験できたから思うこと

福祉機器も進化していて、障害のある方も住みやすい社会になってきているのかなと感じましたが、まだ街では見かけない機器もたくさんあったので、もっと広めて障害のある方が活用できる社会になったらいいなと思います。こんな風に思えるのも実際に自分で見て体験できたからですね。高校までは学ばされている感っていうか受け身だったなと思うのですが、今は疑問に思ったり興味を持ったりしたことは、自分でどんどん勉強していくことが大事だなと実感しています。学校の中だけで学ぶのではなく、今回のように外部のイベントに参加したり、病院や施設で見学・体験できるのは刺激になりモチベーションもあがりますね!

目指す作業療法士像に近づけるように

将来は患者さんとのコミュニケーションを大切に、患者さんのことを第一に考えられる作業療法士になりたいです!これからさらに専門的な勉強も増えてきて、2年生になると長期の現場実習もありますが、自分が目指す作業療法士像に近づけるように、自分から学ぶ姿勢を大切にしていきたいです。

先輩の所属する学科