患者様の人生の一部に携わらせていただく、責任感や緊張感もある仕事

勤務先は越谷市にある回復期・維持期・生活期を主とした病院です。その他にも地域の方々への公開講座も行っており、地域に愛される病院を目指しています。私は主に回復期、訪問リハビリに携わらせて頂いてます。
新越谷病院作業療法士の理念として、「その人らしい生活」「その人が大切にしている生活」を送れるようにするということを掲げています。
当院作業療法では、病前生活の聴取や患者様と関わる中で知り得た情報を元にリハビリ介入を進めていくことを重視しています。 ADOCなどの評価ツールやIVESなどの物理療法、ドライブシュミレーターを用いた運転リハ、園芸・集団リハなど充実した環境で患者様に寄り添ったリハビリ介入を行っています。
ベテラン〜若手まで在籍しており、特に若手の職員が活躍しています。中堅〜若手が多く、とても明るく、活気がある職場で働いています。
作業療法士においても回復期〜生活期まで幅広い分野で活躍できる病院です！

病気や怪我で入院してしまった方の人生の一部に携わらせて頂く仕事なので、とてもやりがいがある反面、責任感や緊張感がある仕事だと日々感じています。
脳血管障害にて当院回復期病棟に入院された患者様がいました。その方は端座位（椅子やベッドなどの端に足を下ろして座った姿勢）をとることも出来なかったのですが、約半年間のリハビリで身の回りのことは全て行えるようになり、ご家族と一緒に生活できるまで回復して自宅退院されました。現在も当院訪問リハビリも利用しながら生活されているのですが、趣味であったグラウンドゴルフも行ったりしています。
退院の際も感謝の言葉を頂けたのですが、代理で訪問リハビリに行った際や診察で会った際などに今でも「先生にリハビリしてもらえて良かったです！」という言葉をかけて頂けます。自宅退院し、自宅で生活が出来ていること、今でも元気に趣味活動が行えたことを知ることができた時はとてもやりがいを感じられました。

勉学に取り組んでいたのもそうなのですが、趣味やバイト、仲間とのプライベートの時間も充実して過ごせていたような気がします。
3年制の学校だから勉強が詰められて大変じゃないの？とよく聞かれるのですが、上手く授業スケジュールが決められていたためなのか、そこまで負担と思ったことは無かったです。
趣味に没頭し過ぎた時期も一時期ありますが、そこは担任の先生などにしっかり修正され、今では作業療法士として働けているので、とても感謝しています。
解剖学や生理学などの講師の先生方が充実しており、解剖実習も複数回行われていたので、臨床場面においても学校生活で学んだことが今でもイメージしやすいと感じます。

管理職としても、当院で作業療法士として働いて良かった、楽しいと思えるような職場環境を作ることを大切にしています。当院作業療法士は仲が良いということが強みなので、明るく接することは勿論ですが、臨床などにおいても気がついたことは経験年数関係なく言い合える雰囲気を作ることを心がけています。

作業療法士はとてもやりがいのある仕事です！ 勉学など大変なことは多いと思います。でも頑張った分だけお褒めの言葉を頂けたりと、充実した日々が送れていると感じられる仕事です。