これからの日本の社会には、どんな職種にもITの知識は求められ、社会人として必須のスキルになると言われています。
それは「少子高齢化」が進み、「人口減少社会」となっているからです。つまり、働く人が減り、今までの社会を維持することが難しくなってきてるということです。しかし、その一方でITやAIなどの技術は急激に進化しており、私たちの身の回りで次々と活用されてきています。そんなITやAIの進化を活かし、社会を変革していく。それが「我が国が目指すべき未来社会の姿」Society5.0です。

Society5.0とは?
内閣府のHPには、Society 5.0で実現する社会として「Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。」とあります。
続けてどんな社会を目指すのかという記載があります。

「また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会となります。」
(引用:内閣府HP https://www8.cao.go.jp/cstp/society5_0/)
福祉人材もIT人材も不足している
では、ITやAI人材の現状はどうなっているのでしょうか?
人口が減少している現代の日本では、「ITやAIの活用をしていこう!」となるのは上で説明した通りですが、実はITやAIの活用ができる人材は今後も不足していくと言われています。その数はなんと最大79万人の不足!(経済産業省の調査(2019年3月)による)という試算も出ています。

(引用:経済産業省 「IT人材需給に関する調査」報告書よりhttps://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/)
また、みなさんの生活を支える医療・福祉の分野では、ソーシャルワーカーをはじめ多くの専門職が不足していると言われています。
こちらも少子高齢化社会に伴い、今後も不足していくと言われています。
つまり、人口減少社会において、一人ひとりが豊かな暮らしを実現するにはITやAIの活用が必須であるにも関わらず、福祉人材もIT人材も不足しているという現状なのです。そのため、福祉とITを理解している人材が必要になるのです。
IT医療ソーシャルワーカー科では、「ITを利活用したソーシャルワーカー」あるいは「ITを活用して新たなシステムを開発する」というような人材育成を目指します。
ソーシャルワーカーを目指したいという方は、ぜひ一度IT医療ソーシャルワーカー科の特別説明会にご参加ください。
ソーシャルワーカーについてはこちらをご確認ください。