コラム

介護福祉士専門学校に入学するメリット・心配なこととは!?~在校生インタビュー編~

今回は、介護福祉士科の学生NさんとKさん、介護福祉士の教員と一緒に介護福祉士の専門学校に入学するメリットと入学するにあたって心配なことについてインタビュー形式で話を聞いていきます!

 

目次

 

1.入学するメリット

司会「介護福祉士の専門学校に入学するメリットはなんですか?」

Nさん「入学する前、通所介護でアルバイトしてました。忙しい職員体制の中で介護現場では介護技術メインで教わっていました。なので、「どうしてそういった支援をするのか」「支援した結果どういった効果をもたらすのか」までは考える時間が多くありませんでした。一方、学校では介護を基礎から学んでいくので、介護理論や体の仕組み、疾患の状態まで介護に関連すること全て勉強できます。そういったことを勉強することで、支援する幅が広がり利用者様の喜ぶ支援に繋がると思いました。」

Kさん「私は、学校は失敗を経験できるところが最大のメリットだと思います。やはり現場では失敗は基本的に許されません。利用者様にケガをさせてしまう可能性もありますし、丁寧かつ慎重な支援が必要になります。東京福祉専門学校では、失敗を恐れなくていいと教えてくれるんです。先生も日々言ってますけど、授業や実習は学びに行く場だから、失敗を恐れなくていいと。」

教員「2人ともちゃんと授業を聞いてくれていますね(号泣)」

司会「2人とも介護に関して学ぶ思いが強くて素敵です。先生はどう思われますか?」

教員介護福祉士の専門学校は、2年間で国家試験を目指せる最短のルートになります。直接現場で働けば数年かけて介護福祉士の国家試験を受験する道もあり(実務経験ルート)、どちらも良い面があります。その中で、専門学校で介護福祉士を学ぶ最大のメリットは、2年間で450時間も実習に行くことができることです。複数の事業所様で経験を積むことで視野が広がり、視野が広がることで選択肢が増えます。選択肢が増えれば、自身の将来の可能性が広がるのです。」

司会「専門学校に入ることで多くのメリットがあるのですね。介護の技術だけではなく、介護福祉士として将来の可能性が広がることは魅力的ですね。」

Nさん「メリットって人それぞれですよね。例えば、足が不自由な人の支援をしたい人がその授業を聞くことができる。私は、生活支援技術と医療的ケアが学びのモチベーションです。生活支援技術は食事介助や入浴介助、排せつ介助、シーツの引き方など介護現場の学ぶことができます。医療的ケアでは、喀痰吸引という技術を学ぶことができます(喀痰吸引等制度について)。命に直結するからこそ、集中して聞くようにしています。」

Kさん「私は、東京福祉専門学校オリジナル科目の介護みらいプログラム(授業動画はこちら)です。この授業では、介護ロボットや利用者様が倒れたときに鳴るセンサーなど介護の未来を学びことができます。今はまだ多くの事業所様で導入してはいないので、5年後10年後に多くの施設で導入されたときに自分が説明できるのは学校でしか学べないことなので楽しみですよね。」

メリットのまとめ
✔ 支援に対する根拠や理由がわかる。
✔ 恐れずに挑戦して失敗することができる。
✔ 2年間で5ヶ所も事業所に実習に行くことができる。

 

2.入学するにあたって心配なこと

司会「なるほど。魅力的な授業も多く楽しそうですね。では、専門学校で学びを深めている中で心配だなと感じることはなんですか?」

Kさん結構忙しいですね。日々の授業もそうですが、実習もあります。でもやっぱり専門学校は遊びに行く場所ではないですので、2年間だけは頑張ろうって思えます。友達もみんなで支えうあうことができるし、先生たちも本当に力になってくれます。」

Nさん「そうだよね。あと自分は勉強が苦手だから、学んだ内容を次の授業や実習ですぐに活かせるかというと不安です。でも、友達がいてくれるから頑張れます。辛いことはたしかにあるけど、帰り道やランチしながら教えあうことで、みんなで一緒に乗り切ろうって思えます。専門学校の友人は一生の友人になりそうな気もします。」

司会「心配なこともありますね。小倉先生はどう思いますか?」

教員「もちろん人それぞれ色々な意見があるかと思いますが、学費が心配という方がいらっしゃますね。ただ、そこの部分に関しては、東京都介護福祉士等修学資金貸付制度がありますので、実質的に学費が大幅に軽減される方法があります。(詳しくはオープンキャンパスでご説明!予約はこちらから)」

心配なことのまとめ
✔ カリキュラムも含めて忙しい。
✔ 学費が心配(東京都介護福祉士等修学資金貸付制度で大幅に抑えられます)。

 

3.東京福祉専門学校に入学した理由

司会「さて、それでは東京福祉専門学校に入学した理由を教えてくれますか?」

Nさん「祖父が認知症になりまして。どうしたらサポートできるかなって思ったときに介護福祉士という職種を知りました。多くの技術を学んで、祖父だけでなく色々な方々の助けになりたいと思い入学しました。」

Kさん「オープンキャンパスでの体験授業が面白くてもっと話を聞いてみたいと思い入学を考えましたね。また、資格を取得して東京都で5年間勤めれば借りていた修学資金を返さなくていいので、そこもとても魅力でした。あ、そういえば!留学生と日本人が仲良いですね。他の学校は留学生の人数が少ない印象があったので、この学校は色んな人たちが1つになれる学校だとも思いました。」

 

4.入学を検討されている方へ

司会「今このページを見て、入学を考えている方に向けてメッセージをお願いします!」

Nさん「学校に入学したときは、すごい不安でした。誰も知らないし。でもまずは、みんなにも先生にも笑顔で挨拶をしました。数日たって友達が増えて自分の知ってることは教える、知らないことは友達が教えてくれる。そんな素敵な関係になりました。友達や先生とコミュニケーションをとって支えあいながら頑張りましょう。この学校には、その環境があります!」

Kさん「この学校には、入学前教育というプログラムがあって、入学する前からすごい楽しかったです。誰も乗ってない車いすを押しながら学校のスロープを見つけたり、バリアフリーの公園を見つけたり。気づけばみんな友達になってます(笑)。不安なことが多いかもしれないけど、先輩も先生も本当に優しいし、頼りになります。留学生もみんな仲良いです!」

教員「日本人と留学生が一緒に勉強している環境は、将来の介護福祉士が働く現場に繋がっています。それはNさんやKさんが言ってくれた友達や人間関係というものがとても大切な世界でもあります。この学校には人種や性別、文化、習慣を超えて共に学ぶ環境があります。ぜひ一緒に学ぶ機会を楽しみしています。」

全員「みなさんのご入学お待ちしておりまーす!」

 

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この記事を書いた人

野口 和道 先生

社会福祉士・介護福祉士の国家試験対策をメインで行い、3ヵ月で50点UP勉強法を確立。地域包括支援センター、訪問介護を経験したあと国内地域とフィリピンのボランティア活動を通し、ミクロな視点ではなくマクロの視点での支援を模索している。

座右の銘:小善は大悪に似たり。 大善は非情に似たり。

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