コラム

『転職は不安』は当たり前

誰もが一度は考える転職みなさんは今のお仕事が天職と胸を張って言えますか?

この問いかけに答えが濁った皆さんは、こんなことを考えたのではないでしょうか。
「上司がイヤ」、「残業時間が・・・手当てが・・・」、「人間関係が上手くいかない」など。

それもそのはずです。この3つは、リクナビの離職者100人を対象とした『転職理由のホンネBEST10』の上位3つなのです。多くの人が同じ感情を持ったことがあるということですね。それ以外の順位を見ても全てネガティブなものでした。これから大勝負をかけるって時にこれでは勇気も出ません。

では本当に転職はネガティブなものなのでしょうか。

前向きな転職

転職を考える人の大多数は「辞めたいから」が本音。でも「やりたいことがあるから」が理由の人も少数派ながらおります。「辞めたいから」はネガティブです。しかし、あることをするとポジティブになれます。ここが人生の分岐点です。「辞めたいから」と「やりたいことがある」のどちらで転職に踏み切るのか、その選択はその後の人生が大きく変わってくると私は思います。ポジティブになれば様々な選択肢を見つけられ、そこに踏み出す勇気もわいてくるからです。

ではどのようにポジティブになるのでしょうか。

最初はネガティブな転職理由だっていい

まずは今の環境から抜け出そうと、自分から動いたことは評価されることではないでしょうか。流れのまま、人の言うままに無理やりストレスフルな環境に身をおいてパフォーマンスが発揮できないのであれば、環境を変えてみる、この発想や勇気自体は悪いことではないと思います。しかし、今の環境から抜け出すことが目的となっており、まだまだネガティブで苦しい真っ只中です。そんな時はちょこっと現実逃避してみることをおススメします。例えば、子供の頃になりたかったものを思い出す、今の自分プラス○○の力があればできそうなことを妄想する、「照れくさくて人にはいえないけど、誰かの役に立ちたい」
「人とかかわる仕事がしたい」「キャラじゃないけど本当はやってみたかったこと」など。言葉に出さなくても、頭に思い浮かべたときから自然とその方向に向かって歩き出しているものです。

ちなみに、介護施設や保育園はこの時代働いていくには実はもってこいなのです。なぜかというと簡単なことで、介護施設や保育園は国から助成金を受けて運営しています。それに比べて一般企業は売上があげられないと衰退していきます。福祉は国のお金で運営しているといっても過言ではないのです。それにより安定した仕事を考えると一般的に福祉の仕事にも魅力があると思います。また、人工知能にも侵略されない仕事なのです!

自分の『できる』範囲で考えるのも大切ですが、それは最後の手段。

まずはもう一度ユメを見てみましょう!そうすると不思議とワクワクしたような高揚感を感じられると思います。そうすれば準備OKです。ポジティブな気持ちでもう一度周りを見てみると、昔々は知らなかったユメの実現ルートがとても身近にあったことに気がつくと思います。

明るい未来は意外と簡単に拓けるかもしれませんよ!

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この記事を書いた人

永野 慎一 先生

東京福祉専門学校 介護福祉士科を卒業後、社会福祉法人へ入職。介護職、介護主任に昇格後、相談員として従事。総合企画研修部委員を務めた後、教職の仕事に興味を持ち、東京福祉専門学校の教員となる。

座右の銘:継続は力なり

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