先輩インタビュー
  • 2010年卒業生

    Aさん

    心理カウンセラー科

    社会福祉科

    • 精神保健福祉士
    • 横浜市西部児童相談所 支援係担当係長
    • 徳島大学出身

社会福祉職としていつまでも学び、自身の成長を実感していける

現在どんなお仕事をしていますか?

0歳~18歳までの子供のいる家庭を支援する業務です。定期的な訪問や面接、時には一時保護や施設入所等の法的決定を行っています。長く施設にいる子の自立支援や児童福祉施設や里親の後方支援も業務の一つになります。大変な時もありますが、仕事とプライベートにメリハリをつけて働くように心がけています。

仕事のどんなところにやりがいを感じますか?

現在は児童相談所で社会福祉職として働いています。横浜市の社会福祉職は働ける職域が幅広く、区役所や施設、本庁、専門機関など多種多様です。
地域の民間機関や国の機関とも連携することも多く、社会福祉職として、いつまでも学び、自身の成長を実感していけるところがやりがいです。

在学中、どのような学生生活を送っていましたか?

私の場合は一般養成科(※)であったため、わずか1年の在籍でしたが、当時の同期生とは1年間だからこその国試合格に向けた団結感がありました。一緒に勉強したり、アルバイトやボランティアをしたり、忙しくとも充実した学生生活を送っていたように思います。当時の同期生とは今でも交流のある方もいます。
専門学校の講義や実習で学んだことも勿論多いですが、学生時代に作った人脈が現在の業務に活かされていると思います。
当時の講師の先生や同期生、実習先の先輩など、今でも交流があり、自分自身の支えとなっています。

※現在一般養成科(大卒または実務経験者向け/1年制)は社会福祉士一般養成科のみ募集。

将来の目標や夢を教えてください

社会福祉専門職のあり方は時代と共に少しずつ変化していくものだと思います。今の時代に求められているものは何かを捉え、社会や地域の課題を打開していくために、いつまでも学び成長を続けられる専門職でありたいと考えています。

福祉職を目指したいと考えている人へメッセージ

今は分野によらずとても大変な時代だと思います。国際化、情報化、新型感染ウィルスとの共生社会という時代において、専門職に期待されること、求められることは大きく広がっているように感じます。自分自身が真にやりたいことは何かということをじっくり考えて、突き詰めていく時間は無駄ではないと思います。
また、学生時代の体験や出会いは自身の財産になります。一日一日を大切に過ごしてもらいたいです。

※Aさんの卒業学科は精神保健福祉士一般養成科(現在は募集受付停止)です。
※精神保健福祉士が取得可能な学科を「先輩の所属する学科」として掲載しています。

先輩の所属する学科