コラム

これから介護職を目指す社会人の方へ〜専門学校で学び介護福祉士を目指すことの勧め〜

「介護」を専門学校で学ぶ意味とは

「超高齢社会」と称される日本において、「介護」は誰にとっても身近なことになりました。 

実際に家族介護に関わる経験をされている方にとっては、ご本人とご家族を支える介護職も身近な存在であると思います。また、ご自身が介護に関わった経験などから、キャリアチェンジをして介護の仕事を目指すという方も、様々な年代で増えてきています。 

「介護」の仕事をはじめる際は、「介護職員初任者研修」など、数カ月〜半年程度の研修で基本的な知識と技術を身につけ、老人ホームやデイサービスセンター、在宅介護、グループホームといった場所で働き始める方が多いところです。その上で、3年以上の実務経験(及び実務者研修)を経て、国家資格である「介護福祉士」取得を目指すというステップにつながるところです。 

 

一方、専門学校では、2年間の学習を経て卒業時に国家試験を受験し、介護福祉士を目指します。専門学校に通うことは、スタートから最短2年間で資格を取得できるため、1年早く資格が取れることがメリットとして挙げられることが多いです。ただ実際には、特に社会人の方にとっては、2年分の学費負担はネックになりがちです。「同じ介護福祉士を取得するなら、1年多くかかっても働いて収入を得ながら資格を取りたい」と考える方が多いのも事実です。 

しかし私たちは、これから介護の仕事を始めようと考えている20代〜60代の方こそ、ぜひ、私たちの専門学校で学んで「介護福祉士」を取得することを推奨し、多様な年代の方の入学を歓迎してます。なぜなら、介護職の中でも中核を担う位置づけとなる「介護福祉士」に期待される要素や、専門職として安定して働くために必要となる要素が、専門学校で学ぶことで着実に身につくからです。それらの要素はたくさんあるのですが、たとえば以下のようなことです。 

・医療職やソーシャルワーカーなど、様々な職種の方と連携するための土台となる知識を体系的に身につけるので、自信を持って働けること。 

・介護福祉士の専門性の一つである「介護過程の展開」をじっくり学ぶので、一人ひとりの心身の状況に合わせた支援が、自立した専門職としてできるようになること。 

・介護を受ける方はもちろん、自分自身も身体的・精神的に負担のない支援技術をしっかり身につけるので、腰痛やバーンアウトなどのリスクを限りなく少なくできること。 

・多くの実習や現場体験を経て、尊厳や倫理観を養うことで、専門職として目指したい「介護福祉士像」が明確になること。 

・学校では(人材紹介会社と異なり)「学生(求職者)の側に全面的に立った就職の支援」が受けられるので、待遇面等でのミスマッチや離職のリスクが下げられること。 

・卒業後も転職やキャリアアップの相談に学校を活用できること。 

 介護福祉士修学資金貸付制度を利用して学費の不安も解消

学費面では、各都道府県が運用している「介護福祉士修学資金貸付制度」を活用することで、在学中2年間で最大164万円の費用の貸与が受けられます。また卒業後5年間(東京都の場合、入学時に45歳以上で離職して2年以内の方は3年間)介護福祉士として貸与を受けた都道府県の施設等で働くことで、返還が免除になることも大きなメリットです。 

 東京都の介護福祉士修学資金貸付制度についてはコチラ

 

東京福祉専門学校では、社会人経験の後に東京福祉専門学校で介護福祉を学び、卒業後の福祉現場での介護福祉士としての経験を経て、介護福祉士科の教員として活躍しているスタッフが、これから介護職を目指すみなさんのキャリア相談に応じます。専門学校での学びという選択肢に少しでも興味を持った方は、ぜひ個別相談会でお待ちしています。 

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