コラム

幼児の英語学習

幼児から小学校低学年(3歳~7歳)のこどもを、保護者が通わせたい習い事や学習で常に上位に上がってくるのが、ピアノや音楽教室、水泳(その他こども向けスポーツ教室)、英語・英会話、文字や計算などを学習する教室です。最近はこれらに加え、プログラミングなどを
学ぶIT教育の教室にこどもを通わせる保護者も出てきました。みなさんの近くにいるこどもたちはいかがでしょう。
今日はその中で、英語や英会話にかかわる英語教育についてお話をさせて頂きます。

小学校でも英語の授業が行われるようになって、日本の英語教育はそのすそ野を大きく広げ始めました。地理的・歴史的条件から他の国と比べて外国人と接することが少なく、外国語に触れる機会も多くなかった日本人にとっては非常によいことだと思います。外国語を学ぶ器ができましたので、これからはどんなことをそこで行うかということを考えていかなければなりませんね。

こども向けの英会話や英語教室、また英語の活動を取り入れている幼稚園・保育園に足を向けたことはありますか?もしチャンスがあったら、ぜひ行ってこどもたちの様子を見てください。絵カードや映像、歌や音楽、ゲームや体操など英語を使って、とても楽しそうにしていますよ。

学校の英語の授業とは違います、こどもと活動する先生やスタッフの方々も内容を非常に工夫しています。こどもたちが笑顔で楽しく動ける雰囲気作りも大切で、教室環境も季節や活動に合わせて構成し、先生もこどもたちを盛り上げる働きかけをします。ハロウィンでは先生が魔法使いになり、クリスマスではサンタクロースになります。まさに遊びながら英語を学ぶ、楽しく英語にふれることが大切にされています。

これから保育や幼児教育にかかわる際に、英語や外国語、さらに外国の文化について考え、取り入れることも多くなってくるでしょう。東京福祉専門学校でも外国語や外国の文化を知る学習を取り入れ、学生一人ひとりの考え方や意識が変わってきています。

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この記事を書いた人

海老原 孝一 先生

国内の公立小中学校で教育に携わった後、文科省の海外派遣がきっかけでドイツに渡り、現地での幼児教育に長くかかわってきました。その後、東京福祉専門学校の職員として勤務しています。

座右の銘:『謙虚』

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