コラム

☆★☆おばあちゃん、時々ホップの話☆★☆

日本ではまだまだ見かける機会の低いホップですが、ドイツでは政府が効果を認める程です。ハーブティーにも使用され、ヨーロッパでは古くから親しまれているハーブの1つです。ドイツの家庭では眠れないのならとおばあちゃんが『ホップとバレリアン(鹿の子草)のお茶を淹れましょう』と常備しているハーブティーが登場するほどです。

 

 

  • 鎮静効果!ホップのもつ鎮静作用が不安やストレス、不眠時に効果を発揮します。例えば乾燥したホップの花を枕に使用するハーブピローが眠りを誘うという効果が挙げられます。ホップに含まれるフムロンが不安を解消する鎮静作用をもっています。
  • 睡眠持続効果!実際にホップの収穫時に眠くなりそのまま野原で寝てしまったという話があるほどです。90歳になるおばあちゃんがホップを含んだハーブティーを飲んで寝ると朝までぐっすり、夜目覚めないと言います。加齢に伴う睡眠の質の低下にも一役買ってくれるのです。
  • 花粉症予防効果!ホップ成分にはスギ花粉症患者のアレルギー症状を抑制するという報告があります。老若男女問わず、花粉症の悩みは尽きないものですね。
  • 更年期障害の改善効果!ホップには女性ホルモンに似た物質であるフィストロゲンが含まれています。この為、月経前症候群による過度な緊張やイライラ、肌の老化、生理痛といった更年期障害の症状緩和効果があります。

 

コロナウィルスで家にいる時間が長くなっていますが、福祉の視点で見てみても高齢者の健康は食事が重要となってきます。食事や栄養を考えることで体の中からの健康を考えてみるのもいいかもしれません。ホップを取り入れた生活を送ってみてはいかがでしょうか。

 

 

◎参考文献【HP大紀元ニュースレター:www.epochtimes.jp/p/2019/01/39355.html】

【佐々木薫 著:ハーブティー辞典/ハーブスパイス館:小学館】

【Rosemary Gladstar 著 ストレスに効くハーブガイド】

 

関連学科

介護福祉士科 2年制

対象:高校卒業以上の方/留学生

コラム:タグ

ホップ介護在宅栄養福祉高齢者

この記事をシェアする

カテゴリー