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一番大切なのは
「子どもが好き!」
という気持ちです大好きな子どもの笑顔にもっとたくさん出会いたい!保育士として一番大切なのは、その気持ちです。
あなたのその気持ちが、様々な年齢の子ども達やその保護者の方を幸せにしていきます。
保育士の仕事
主な仕事は「0歳~6歳までの乳幼児への保育」。
保育士の仕事は、保育所などの児童福祉施設で「0歳~6歳までの乳幼児への保育」や地域の子育て支援を行い、「子どもたちが安心安全に生活し、健やかに・情緒豊かに育っていけるよう導いていく」ための環境づくりやサポートをしていくことです。
こんな人が向いています!
- 子どもの笑顔が大好きな人
- 誰かに頼られると嬉しい人
- 細かな変化にも気がつける人
保育所で働く保育士の仕事内容
対象者 | 仕事内容 |
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園児 |
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保護者 |
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その他 |
保育士の勤務時間と1日の仕事スケジュールは?
保育士の勤務時間は、1日8時間が一般的となっています。また、早朝保育や延長保育を行っている保育園の場合「早番・中番・遅番」でシフトを組みながら勤務時間を決めていきます。
休日は基本的に土日祝日で週休2日制を導入している園は多いですが、土曜日や日曜日に保育を行う園もあります。その場合は、平日が休みになることもあります。
また、パートタイムや時短勤務なども融通が効きやすいので、子育てや介護などをしながらも長く働ける職場が多くあります。
シフト例
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早番 7時30分~16時30分頃まで
中番 8時30分~17時30分頃まで
遅番 9時30分~園児が帰宅するまで
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保育所で働く保育士のタイムスケジュール例
時間 | 仕事内容 |
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7:00 |
出勤 早番の保育士出勤。 |
7:30 |
登園 登園してくる園児一人ひとりと挨拶をしながら、顔色や表情を見て健康状態のチェック。様子がおかしい園児には、保育開始後も様子をこまめに確認しながら異変はないか見守る。 |
9:45 |
朝の体操と朝礼 園児と職員全員でホールに集まり、朝の体操を実施。朝礼では、その日気をつけたいことを申し送り。 |
10:00 ~11:00 |
クラス別保育 クラス(年齢別)に分かれて保育を実施。各クラスには担任・副担任の他、決まった担当をもたない保育士が状況に応じてサポート。年齢や季節に合わせて『歌や手遊び、読み聞かせ、お絵かき、工作、プールなど』のプログラムを行う。行事前は、出し物の練習が中心。 |
11:00 ~11:30 |
昼食の準備・配膳 給食の配膳などを行い、園児には手洗いなどを促す。アレルギーの園児の「除去食」は特に入念にチェックする。 |
11:30 ~12:30 |
昼食 園児と同じ給食を食べながら、食事の様子を見守る。お箸のもち方、好き嫌いなく食事をすることの大切さを指導。(離乳食を食べる年齢の園児には、離乳食を提供。) |
12:30 ~13:00 |
昼食の後片付け・お昼寝の準備 食器の後片づけ、布団敷き、園児たちをトイレに行かせ、寝かしつける。 |
13:00 ~14:00 |
休憩 お昼寝中の園児たちの様子は適宜異変はないかチェックしながら休憩をとる。とはいえ、保育日誌や連絡帳の記載、行事の用意をしたりと事務仕事を進めるケースも多い。 |
14:00 ~14:30 |
園児たちの起床 寝起きが悪い園児を起こしたり、布団の片付け。 |
15:00 ~15:30 |
おやつタイム おやつの準備、食べ終わった後の片付け。 |
16:00 |
帰りの会 絵本の読み聞かせ、帰りのうたを歌う、さようならの挨拶など。 |
16:00 ~19:00 |
お見送り・掃除・デスクワーク 16:00頃から保護者のお迎えあり。(ピークは17:00~17:30)引き渡し時に、その日の子どもの様子を保護者に伝える。同時に、教室の掃除や保育日誌を書いたり、指導計画を立てたり、デスクワークを行う。 |
19:00 |
退勤 遅番の保育士退勤。 |
保育士になるには
厚生労働省が認定した機関で知識を学び、国家資格を取得します
高校を卒業した後に保育士になるためには保育士養成施設を卒業する方法が一般的です。保育士養成施設には、年限や授業時間帯、通学形態など様々な学び方が用意されています。

保育士として働く
保育所だけではない!保育士の活躍の場
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保育所以外で保育士の資格で働くことのできる場が多くあります。下記に、当校で就職実績のある保育所以外の児童福祉施設をあげます。
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乳児院 | 乳児(保健上、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、幼児を含む。)を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設 |
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母子生活支援施設 | 配偶者のない女子又はこれに準ずる事情にある女子及びその者の監護すべき児童を入所させて、これらの者を保護するとともに、これらの者の自立の促進のためにその生活を支援し、あわせて退所した者について相談その他の援助を行うことを目的とする施設 |
児童厚生施設 | 児童遊園、児童館等児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情操をゆたかにすることを目的とする施設 |
児童養護施設 | 保護者のない児童、虐待されている児童その他環境上養護を要する児童を入所させて、これを養護し、あわせて退所した者に対する相談その他の自立のための援助を行うことを目的とする施設 |
知的障害児施設 | 知的障害のある児童を入所させて、これを保護し、又は治療するとともに、独立自活に必要な知識技能を与えることを目的とする施設 |
知的障害児通園施設 | 知的障害のある児童を日々保護者の下から通わせて、これを保護するとともに、独立自活に必要な知識技能を与えることを目的とする施設 |
重症心身障害児施設 | 重度の知的障害及び重度の肢体不自由が重複している児童を入所させて、これを保護するとともに、治療及び日常生活の指導をすることを目的とする施設 |
上記の他にも全部で14種別の児童福祉施設での仕事をすることができます。また、児童福祉施設ではありませんが、障害児が特別支援学校等の放課後や長期休み期間に通所できる施設(放課後等デイサービス)や民間の学童クラブなどの就職も可能です。
保育士のやりがい
日々の「成長」を喜び合える
保育士は親と同じくらい、もしくはそれ以上の時間を子どもと一緒に過ごすことになります。そのため、子どもの「初めて」に立ち会うチャンスもたくさんあり、一緒になってその成長を喜ぶことができます。
子どもにも保護者にも「頼られる」仕事
保護者がいない環境で子どもが頼れるのは、保育士です。子どもたちは保育士を親のように慕ってくれます。また、保護者にとっても保育士は自分の代わりとなって大切な子どもを見守り、育ててくれる、唯一無二の存在なのです。保護者にとって保育士は最も身近な相談相手であり、サポート役です。子どもに頼られたり、保護者に頼られたりと、「自分は必要とされている」ということを身をもって体感できるのも、保育士という仕事のやりがいの1つです。
子どもの「笑顔」
保育士とは、子どもの命を預かる仕事でもあります。子どもと楽しく過ごしながらも、安全・健康面への配慮は欠かせず、常に緊張感と隣り合わせと言っても過言ではありません。ただ、そんなときでも、子どもたちの満面の笑顔や「先生大好き!」の一言が、「頑張ろう!」という気持ちにさせてくれます。「子どもの笑顔」がもつパワーが、ハードな毎日を癒し、仕事への活力を与えてくれるのです。
働く先輩の声
一緒の時間を過ごすほどに信頼関係が生まれるやりがいの多い職場です
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花岡児童研究所勤務
(こども保育福祉科卒業)N さん
日中の一時支援や、放課後児童クラブなどの保育活動をしている児童研究所で働いています。
キャンプやレクリエーションを企画するときには、1人ひとりの顔を思い浮かべながら「みんなに楽しんでもうらうには?」と考えます。その中で、一緒の時間を過ごすほどに信頼関係が生まれる本当にやりがいの多い職場なんです。
今後はもっと自分の幅を広げられるように、頑張っていきたいと思っています!